自社の業績を正確に把握できていますか?|経営者こそデータリテラシーが必要


突然ですが、経営者の方に質問です。

 

営業会議に使われている資料がどのように作成されているか説明出来るでしょうか?

 

多くの会社では、自社の業績を俯瞰してみるための「営業会議資料」を作成されています。

商品・サービスごとの売上・利益のだったり、営業担当者ごとの業績だったり、組織によって様々な切り口があり、意思決定や評価に活用するのが一般的です。

それ自体の必要性・重要性は言うまでもありませんが、それがどのように作成されているか、意識したことはあるでしょうか?

  • 担当者が定期的に作ってくれているから細かい話はよく分からない。
  • 経営者がそこまで知る必要はない。まとめた結果だけ分かればよい。

といった答えが大半ではないでしょうか。実際に聞いてみた範囲においては、大半がそうでした。

大筋は同意なのですが、しかし、個人的にそのスタンスには一部異論があります。

というのも、経営者自らが資料の裏付けとなるデータの構造を正確に知ることこそ、素早い意思決定や業務改善、情報システム投資判断・評価に繋がりうると思うからです。

確かに経営者が細かな実作業をする必要はありません。

ただ、データがどのように集計・加工され、最終的な意思決定の資料となっていくのかというプロセスは、身体で言えば血液の流れのようなもので、それは組織全体の健康状態を左右する重要なものです。

それを知ることが、経営者にとってどれだけ重要なことか、今回はそこを掘り下げた話題になります。

長いエントリになりますので、忙しい方はまとめだけお読みください。

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斎藤学
斎藤情報システムデザイン事務所代表。
中小企業診断士・ITストラテジスト。
「中小企業における情報システムのかかりつけ医でありたい」をモットーにITコンサルタントとして活動中。

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