先日、オウケイウェイヴ総研から下記の調査資料がリリースされました。
2019年4月 総研レポート 【社内業務に関する調査】 ビジネスマンが「調べもの」に費やす時間は毎日1.6時間。6割超の人が調べものに時間を取られていると感じている結果に
全国の会社員 1,000 名を対象にした「社内業務」に関する上記のアンケート調査によれば、なんと毎日1.6時間もの時間を「調べもの」に費やしているそうです。
仮に8時間勤務とすると、約20%の時間を割いていることになります。
これを賃金に換算すると、日本全体で 1 日当たり約1,057 億円相当が「調べもの」に充てられているとのことです。「1日当たり」です。これを損失と見れば、ものすごい損失だと言えます。
「調べもの」は多くの仕事において直接的に利益を生み出す行為ではないため、充てる時間は短いに越したことはありません。
「調べもの」を減らすために必要なもの
アンケートでは、「調べものをする上で職場に望むこと」という設問も用意されていました。
回答のうち、上位2つは「社内ツール・システム関連の整備」と「社内の情報共有体制の整備」となっています。裏を返せば、それらが未整備であるが故に「調べもの」に時間を要しているとも言えます。
では、どうすればよいのでしょうか。「ツール」と「体制」、二つの面から考えてみたいと思います。
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中小企業診断士・ITストラテジスト。
「中小企業における情報システムのかかりつけ医でありたい」をモットーにITコンサルタントとして活動中。
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