2020年の第2回となる「ナレッジプラザ札幌&交流会」が2月17日(月)、札幌のプレミアホテル中島公園札幌で開催されました。
今回の講師はプルデンシャル生命保険(株)のエグゼクティブライフプランナーである高塚伸志さん。
外資系であり完全歩合制の生命保険会社に入社して26年。MDRTという保険会社での称号を25年連続で獲得し、TOTとCOTというさらにその上のランクを7回達成しています。国内でもごくわずかなトップの成績をあげつづけているビジネスマンです。
高塚さんからは、「急遽タイトルを変更した」ということで「成功より成長〜成果をあげ続ける原理原則の実践」と題して約2時間、ご講演いただきました。
高塚さんは「成長は、できないことができるようになること」と話し、そのためには、前もってやることを決めて準備することの大切さから話を始めました。
「極める」というよりも「究める」ことの方が好きで、INGという現在進行形の人生を目指していると。生命保険を通して、主に札幌圏と首都圏の企業経営者を対象に「永続経営のサポート」を使命にしていると、自らについて説明していました。
40歳代のころ、社会人大学院に入った教官から「地獄に落ちるよ」と言われたことからスイッチが入り、人生が激変したと語ります。
講演では、「伝えたい5つのこと」として次の項目をお話いただきました。
1)原理原則の価値
2)振り返りの実践(時間管理・CAPD)
3)イノベーションとマーケティング
4)営業の成果とは?
5)我々の役割とは?
中でも「時間管理」については、ご自身のエクセルの表を掲示してなまなましいデータも公開。実際にどのように記録したかについて披露していただきました。
加えて、会社のチームみんなで使っているという「振り返りシート」も配布し、実際にどのように使って成果をあげているのかについて体感してもらうワークタイムもありました。
例えば「今週の予期せぬ変化/予期せぬ失敗は何ですか?」という問いに答えて発表する参加者。
高塚さんは、毎週同じことを継続していると「個性が出てくる」とある一定の傾向がわかってくると言います。その上で、「なぜ?を3回、さらに問います」と。成功や失敗の理由や原因を深掘りすることの大切さを説きます。
参加者の多くは、写しだされたスライドを写真に収める姿が目立ちました。ドラッカーの原理原則をベースに、高塚さんが実践でつかみとった言霊の数々。
少しでも参考になるものは持ち帰ろうという意識の高い人が多くいらっしゃいました。
講演のあとは、ワークタイム。
「今日の学びで気づいたことはどんなこと?」
「明日から行動するアクションプランを1つあげて?」
という質問に自問自答して、その内容をテーブルごとの参加者にシェア。
改めて自分だけでは気がつかなかった点などについて、認識をあたらにする時間となりました。
ビジネスを学ぶナレッジプラザ 札幌。次回は3月16日(月)、18時〜22時(講演の部は20時半まで、それ以降は交流会)。
実ドラ講座実践ナビゲーターであり、「ドラかわ」編集協力者の清水祥行さんから「実践するドラッカー実践事例〜組織づくりの原理原則の実践であなたの会社も変わる!」と題して講演いただきます。
ぜひ、ご参加ください。
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