もくじ
○シェアオフィスとは?
○コワーキングスペースやレンタルオフィスとの違い
○シェアオフィスのメリット
○シェアオフィスのデメリット
○シェアオフィスにオススメな入居者
○札幌でおすすめのシェアオフィス
「シェアオフィス」。最近よく見たり聞いたりする言葉です。
近年、働き方が多様化しており、街中のさまざまなスポットで仕事する人が増えてきました。カフェやファーストフード店、インターネットカフェ等…
そんな中、注目を集めているのはシェアオフィスです。
シェアオフィスとは情報共有や人とのつながりを目的とした会社や個人が共同で入居する比較的新しい賃貸サービスの形です。
そんなシェアオフィスの魅力について解説していきます!
似ているようで実は異なる、レンタルオフィスやコワーキングスペースとの違いについても説明します。
【シェアオフィスとは?】
シェアオフィスは文字通り、「第三者と共有して使用するオフィススペース」のこと。通常のオフィスのように、社内の人間だけが作業しているわけではなく、社外の人と一緒に使います。その共有スペースで入居者同士の交流などが行うことができます。
物件によっては会議室やミーティングスペースなども設置されている場所もあり、クライアントとの打ち合わせ等に使う事が出来ます。
また、設備としてフリードリンクや無料WiFiが付随する物件も増えてきています。
【コワーキングスペースやレンタルオフィスとの違い】
単独でオフィスを借りると実現出来ないようなスタイルで働く事が出来るという魅力から近年シェアオフィスという賃貸の形式を選ぶ人や会社が増えてきています。
一言でシェアオフィスといっても物件の大きさやオーナーの意向によりその形は様々です。契約方式も月額のサービスがあったりドロップインなどの時間貸し等のサービスがあったりと様々です。
シェアオフィスにも様々な形式のものがあります。
以下にいくつかの種類をご紹介いたします。
- 個室シェアオフィス
1人用から3,4人まで使えるような個室タイプ
- 半個室シェアオフィス
漫画喫茶のような上半分が空いているようなタイプ
- 固定席・自由席(コワーキングスペース)
個別に仕切られていない空間で仕事をするスペース
コワーキングスペースとは英語で『CO-walkingspace』と書きこの”CO”とは”共同”を意味します。つまりコワーキングスペースとは様々な入居者が共同で使えるスペースという事です。
コワーキングスペースの場合は利用者同士の交流の場として活用されているケースも多くあります。普段は交流の持てない異業種の人や、同業者間でのコミュニケーションをとるためのスポットでもあるのです。
また、コワーキングスペースには「スポット会員」と呼ばれる時間制の利用サービスも用意されています。30分や1時間単位から借りられるので、誰でも気軽に利用できるのです。
シェアオフィスと同じように、第三者とオフィススペースを共有利用するスペースとして「レンタルオフィス」があります。レンタルオフィスは、契約者それぞれが小さな個室をオフィス代わりにレンタルするサービスです。スペース自体は狭いですが、プライベートな空間で作業が行えます。
「月額料金が高くても、自分だけの個室で作業したい」と考えている方は、レンタルオフィスがおすすめです。
【シェアオフィスのメリット】
メリット①:情報共有
一番のメリットはなんと言っても「情報共有」です。
ビジネスは情報が命です。情報によってビジネスの成否は決まると言っても過言ではありません。様々な業種の色々な人が共同で入居しているシェアオフィスというのは個人で事務所をマンションの一角に借りるより情報が格段に得る事が出来ます。
メリット②:共有スペース
ラウンジやミーティングスペースなどの「共有スペース」があるという事もメリットです。
この共有スペースは入居者であれば自由に使用が可能となっています。ここでクライアントとミーティングをしたり場合によってはセミナーを開催したりといった使い方が可能です。
シェアオフィスと通常の事務所賃貸を比較する際にはこの共有スペースまで含めた費用対効果で考えた方が良いでしょう。
メリット③:入居者同士のコラボレーション
シェアオフィスは入居者同士のコミュニケーションが活発です。
また、それぞれがスキルを持った人たちの集まりですので、一人の入居者の方がクライアントから受けた案件を共同で作り上げる事もあります。これにより自分のスキルや仕事の範囲ではできなくて断っていた大きな仕事を受注する事も可能です。
「ビジネスの幅を広げていきたい」と考えている方にはおすすめです。
メリット④:自分だけの個室を契約できる
デスクトップパソコンや書類など、私物を個室で保管できます。また、会議やアポイント時にも利用できます。
「どうしてもデスクトップパソコンを設置しなくてはならない」「個室でなければ集中できない」などはシェアオフィスの契約をおすすめします。
メリット⑤:賃料・初期費用・ランニングコストが低価格になる
オフィス代を最小限に抑えられることもメリットの一つ。個室のあるレンタルオフィスは、自分だけのスペースを占有するため月額料金が高くなってしまいがちです。シェアオフィスであれば月額料金もお得に契約が可能です。
また、月額料金のみでなく、自分でオフィスを契約した場合に必要となる「初期費用」や「ランニングコスト」も削減できます。お金をかけずにオフィスを持ちたい方には、ぴったりのサービスなのです。
メリット⑥:立地が良いところを借りやすい
自分でオフィスを契約する場合、費用面を考慮すると「駅から徒歩数分の場所」や「都心のど真ん中」に借りるのは難しいです。月額料金や初期費用を抑えると、どうしても立地条件が悪くなってしまいます。
しかし、シェアオフィスの場合は立地の良いスペースを低価格で利用可能です。駅直結のビルに入っているシェアオフィスもあります。
「立地条件の良い場所で作業したい」「電車で通うから、駅の近くのオフィスがいい」と考えている方にとっても、シェアオフィスは最適なのです。
【シェアオフィスのデメリット】
デメリット①:プライバシー、セキュリティーが高くない
個室が用意されているシェアオフィスの物件であればある程度のプライバシーを保つ事が出来ますが、コワーキングスペースだと周りに他の入居者と物理的に隔てる壁などがありませんのでプライバシーはないに等しいです。
同じ事がセキュリティー面でも言えます。共有のWi-Fiを利用している場合は注意です。
電話や会話が他の利用者に聞こえてしまうこともデメリットです。あなたのビジネスが多額の現金を扱う仕事だったり重大な個人情報を扱う仕事であれば、シェアオフィスは適さないでしょう。
デメリット②:入居者同士の距離感が近い
これは良い点にもなりえますが悪い点にもなりえます。
共有スペースで顔なじみの入居者の人と会い、挨拶から始まり雑談に変わり気づいたら数時間経っていて仕事が全然進まないなんて事も起こりえます。
また、会話や電話の声も聞こえてしまうため、「他人の声が聞こえると気になる…」という方は、耳栓やイヤホンを用意するなどの対策が必要です。シェオフィスによって賑やかなところや、静かなところもあるので、まずは雰囲気を確認してみることもおすすめです。
【シェアオフィスにオススメな入居者】
このようにシェアオフィスにもメリット・デメリットがそれぞれありますので、それぞれを理解した上であなたのビジネスに合うかどうかを検討するようにしましょう。
おすすめな方は
○起業した直後の人
○様々な業種や職種の人と積極的にコミュニケーションを取りたい人
シェアオフィスを選ぶべきビジネスとそうでないビジネスがありますので、「費用対効果」から考えあなたのビジネスに最適な選択をするようにしましょう。
【札幌でおすすめのシェアオフィス】
大通駅直結の『HK・イノベーション・プラザ』は交通の便が最高に良く、ビジネス面ではWEBマーケティング会社、FP、特許、会計士などの業種が集まっており、幅を広げるには良い環境です。
上記で解説した共有スペースやフリードリンク、ミーティングスペースも完備されていますので、ぜひともご覧ください。
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