HK・イノベーション・プラザ 代表メッセージ 佐藤等




ワンストップの利便性をさらに高める

設立に至った経緯をお話します。
2016年に(株)船井総合研究所からコンサルティングを受けました。
目的は次なる「法務・会計プラザ」のあり方

わたしたち法務・会計プラザは弁護士や会計士など国家資格者が多数在籍する集合体で、スタッフを含めて100名近くが集まって仕事をしています。こういったスタイルでサービスを提供しているのは国内では極めて珍しく、世界的に見てもほとんどない例がないと高く評価されました。
このかたちで20年以上運営してきて、次なる20年をどうするか。
ひとつの方向性が、「ワンストップ性をさらに高めよう」ということでした。

そんな折り、わたしたちが入居する道銀ビルに空きフロアの情報がありました。

新たな場をつくって、既存の専門家以外に集まってもらい、提供するサービスに付加価値をつけることはできないか。

テーマは「IT」・「人材」・「スタートアップ」
この3つをキーワードに、主旨に賛同いただけるプロフェッショナルに声をかけていったのです。

とはいえ、ただオフィススペースを整備しただけではなかなか機能しません。
そこで「イノベーション・プラザ」というコンセプト(名称)を与えました。
“新しい結合が発生する広場”として、目的をもって運営することにしたのです。

現代はテクノロジーの進歩や環境の変化も速く、新たな社会課題が発生しています。これらの問題にも向き合えるのではないかと、2017年の6月にスタートしました。

付加価値を向上させより高度なサービスを

現在は、ブースタイプが4社。
コ・ワーキングスペースとバーチャルタイプ11社が参画しています。

最初の1年間は手探りの運営でした。

ドラッカーマネジメントをベースにおいた「イノベーション研究会」を2期開催してきました。
自主的な「マーケティング読書会」も開催されています。
「Dラボ」というひとつのテーマのもとに、複数の執筆者が記事を投稿するメディア型サイトも運用が始まりました。

こうした連携から、参加するメンバー同士の相互理解は進んだと思います。

いくつかの連携した成果も出てきています。

昨今、企業は自分たちのドメインだけでは乗り越えていけない新たな課題が生まれてきています。

「単なる会計事務所ですとか、見栄えのいいWEBサイトつくれます」といった単一のサービスを提供するだけでは生き残っていけない時代になっています。

これまでになかった異分野での連携によって付加価値を向上させ、より高度なサービスを提供できる集合体にしたいと思っています。


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