情報収集作業の超効率化!inoreaderを使った情報収集


先日、「斎藤さんは普段どのように情報収集してるの?」ということを尋ねられまして、その際にお応えした内容を自分の整理のためにも書き記しておきます。

私のニュース情報収集のネタ元は、人との対話以外では主に「ネットニュース、新聞」の2つです。雑誌は購読していたものがありましたが、ネットの情報の方が早いので、辞めました。今回はネットニュースの収集方法について書いてみます。
ネットニュース、新聞合わせると、多分1日平均1.5~2時間程度をインプットに費やしていると思います。

ネットニュースは、ほとんど全てをinoreaderというWEBサービス・スマホアプリで取得しています。

inoreaderでは、おそらく1日1,000件くらいの見出しを流し読みしています。見出しだけみて、興味のあるタイトルであれば詳細を読みに行くスタイルです。

朝に一気に読み流して、あとは空き時間に更新分を消化していく、という感じです。

多いか少ないのかはよく分かりませんが、ここ数年これくらいのボリュームでやっていて、これ以上になると自分の処理力を超えてしまいそうなので、今のボリュームで落ちついています。

取得しているニュースは、頭の中で以下の3分類に分けています。

  • 定点観測(決まったサイトの更新情報)
  • キーワード(決まったキーワードの最新ニュース)
  • バズりニュース

「定点観測」は、日経 xTECH(クロステック)などの、主に商用のニュースサイトです。ニュースの質や更新頻度が高いレベルで安定しているので、定点観測と位置付けています。仕事的な側面が強いです。

「キーワード」は自分で気になるキーワードを引っかけて、決まったサイトではなく、決まったキーワードの更新情報を取得する方法です。

私の場合、「クラウド」「エンタープライズ」「RPA」などを登録しています。

取得結果が、定点観測のサイトとかぶる場合もありますが、逆に、定点観測では捕捉できないニュースにアクセス出来ることが多いので、重宝しています。こちらも仕事の側面が強いです。

「バズりニュース」は、ネット上で話題になっているニュースです。定点観測でもキーワードでも捕捉しえない情報にアクセスできるのと、流行り話題をキャッチできたりします。こちらは仕事はあまり関係なく、面白半分です。

ちなみに「バズる」とは「ネット上で話題になっている」という意味のネットスラングです。

 

それぞれのやり方

基本的に、すべての情報をRSS(RSSの説明はこちら)として、inoreaderに登録する形になります。以前はGoogle Readerというサービスがあってそちらを使っていたのですが、サービスが終了になり、一時TinyTinyRSSというツールを自分でサーバ立てて運用したり、feedlyを使ったり、などの紆余曲折があったものの、結局inoreaderに落ち着きました。

「定点観測」に関しては、商用のニュースサイトであれば、大体RSSフィードを発行しているので、それをinoreaderに登録するだけです。

「キーワード」ですが、「Googleアラート」を利用しています。Googleアラートは、Googleの検索結果で表示される最新の検索結果をお知らせしてくれるサービスです。初期設定だと結果がメールに通知されるのですが、RSSフィードを発行することも可能です。

「バズりニュース」ですが、これは「はてなブックマーク」のホットエントリーのRSSをinoreaderに登録しています。

 

何故inoreaderを使うのか?

何故inoreaderを使うのかといえば、「アクセスするのが一か所で済む」からです。
スマホで、Gunosyアプリを起動して、SmartNewsアプリを起動して、はてなブックマークを起動して…といったように、色々なアプリを起動したり、ブックマークを見に行ったり、なんてことは面倒くさいです。

RSSという形式があることで、散在するニュースへのアクセス経路を一か所にまとめられる、という利点は非常に大きいです。

inoreaderに情報を一本化し、「情報収集のハブ」という使い方が可能です。

とりあえず、以上です。

使ってみるとかなり便利だと思いますので、より具体的なやり方を知りたい方は個別にお教えいたします。


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斎藤学
斎藤情報システムデザイン事務所代表。
中小企業診断士・ITストラテジスト。
「中小企業における情報システムのかかりつけ医でありたい」をモットーにITコンサルタントとして活動中。

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